腰痛=ヘルニアではない

こんにちは!

 

ふくしま接骨院の服部です!!

 

新年号の発表まであと数日ですね😊

 

どんな年号になるんでしょうか??

残りの平成の日々を楽しみましょう!!

 

さて

 

先日、お電話でこのような問い合わせがありました。

 

『腰が痛くてヘルニア 持ちなのですが、治療できますか?』

 

腰痛とヘルニアで悩んでいる人は多いですので、こういう悩みのお問い合わせをよくいただきます。

 

みなさんはヘルニアとはどんな病態かご存知ですか?

 

ヘルニアとは『突出する』という意味で、病名ではありません。

みなさんがイメージしている腰のヘルニアは

『腰椎ヘルニア 』と言って、腰骨と腰骨の間から椎間板が突出した状態です。

背骨は24個あります。

首の骨が7個

胸の骨が12個

腰の骨が5個です。

1つ1つの背骨の間には椎間板というクッションがあり、背骨にかかる衝撃を吸収するものになります。

椎間板は繊維輪という硬い組織の中に、髄核という柔らかい組織が入ってます。

ヘルニアの際には髄核が繊維輪を破って突出します。

 

 

赤色の部分の椎間板が突出していますね。

この状態を腰痛ヘルニアといいます。

 

正常な場所から突出してしまうことをヘルニアと言いますので、腰痛以外にも首の骨で椎間板が突出している場合は頚椎ヘルニア、鼠径部から腸の一部が突出してしまった場合は鼠径ヘルニア (脱腸)と呼ばれます。

 

腰痛で医療機関を受診した際に画像診断にてヘルニアと診断された場合は、『腰椎ヘルニア 』になります。

 

さて、腰椎ヘルニアなのですが、必ず痛みや痺れを出す訳ではありません。

腰に痛みを感じていない人がレントゲンやMRI検査などを受けても7割の人が

『腰椎ヘルニア 』

になっています。

 

腰に痛みがあってもなくてもヘルニアが起きています。

 

ヘルニアはあくまでも1つの所見であって、『腰椎ヘルニア 』が必ずしも腰痛の原因ではありません。

 

※足の感覚がない場合、排尿障害(おしっこが出にくい)といった症状がある場合はすぐに病院に行きましょう。

 

また、ヘルニアと診断された場合でも手術適応になることは意外も少ないです。

 

腰痛ヘルニアとは正常な位置から髄核が突出した状態ですので、突出した髄核は異物と身体が判断します。

その為、ヘルニアになっても免疫の働きで自然に突出した髄核が吸収されます。

髄核の大きさによりますか、だいたいの場合は三ヶ月から半年で吸収されます。

その為、腰椎ヘルニアと診断されてから半年以上経過しても腰痛がある場合はヘルニアが原因ではない可能性が高いです。

 

冒頭の『腰が痛くてヘルニア持ちなのですが治療できますか?』というお問い合わせの場合は、

『ほとんどのヘルニア持ちの方の腰痛は治療できますよ』

と答えさせていただいてます。

 

腰椎ヘルニアはもちろん、腰椎に痛みの原因があることは少なく、大臀筋(お尻の筋肉)や大腰筋(お腹の筋肉)が原因で腰に痛みがでていることの方が非常に多いです。

一度検査をさせていただくとその場でヘルニアが原因なのか、筋肉や筋膜、または骨盤が原因なのか分かりますので、なかなか治らない腰椎でお困りの場合は是非検査にいらしてください😊