【尾てい骨の痛みから腰痛へ…座るのもつらかった30代女性の改善症例】
30代女性の患者様。
「ある日突然、尾てい骨が痛くなり、その後から腰まで痛くなった」とのことで来院されました。
普段はデスクワーク中心で、長時間座り続けることが多い生活。
特に椅子に座って後ろへ重心がかかり、尾てい骨へ圧が加わると強い痛みが出る状態でした。
検査では、前屈動作をすると尾てい骨から腰にかけて響くような痛みを確認。
さらに身体の状態を細かく確認すると、殿筋(お尻の筋肉)をサポートした状態で前屈すると、痛みが「10→7」程度まで軽減しました。
続いて腹斜筋(お腹の横の筋肉)をサポートして再度前屈していただくと、さらに痛みが減少。
この反応から、尾てい骨周囲だけではなく、骨盤を支える筋肉や体幹のバランスが大きく関係している状態と判断しました。
初回施術では、
腹斜筋

ハムストリングス(太もも裏)

を中心に筋緊張を調整し、尾てい骨と腰への負担軽減を行いました。
継続的に腹斜筋・ハムストリングスを中心とした施術を続けた結果、痛みは徐々に改善。
最終的には痛みが「0」の状態まで回復されました。
現在は再発予防のため、定期的なメンテナンスケアを継続されています。
最後に今回の患者さんにもご紹介したセルフケアをご紹介します!

1.椅子に浅めに座ります
・背もたれには寄りかかりすぎない
・足は肩幅くらいに開き、足裏を床につけます
2.背筋を軽く伸ばします
・胸を張りすぎず自然な姿勢
・頭が前に出ないよう注意します
3.胸の前で腕をバッテンにします
4.おへそをのぞき込むように、ゆっくり体を丸めます
・お腹に軽く力を入れるイメージで行います
5.その姿勢を10秒キープします
・呼吸は止めずに自然に続けます
6.ゆっくり元の姿勢へ戻します
・これを2〜3セット行います
ポイント
腰を無理に丸めすぎない
痛みが強い場合は中止する
勢いをつけずゆっくり行う
デスクワークの合間にもおすすめです
デスクワークによる腰痛や尾てい骨の痛みは、患部だけでなく骨盤周囲や体幹筋の影響を受けているケースも少なくありません。
「座っていると尾てい骨が痛い」「腰までつらくなってきた」という方は、早めのケアがおすすめです。