重量物運搬による腰痛改善【30代男性】
30代男性の方が、重量物を運ぶ際の腰痛を訴えて来院されました。
普段は倉庫作業をされており、20〜30kgほどの荷物を持つ機会が多く、以前から腰に違和感はあったものの、今回は特に強い痛みを感じたとのことでした。
検査では、
・前屈動作
・後屈動作
で痛みが強く出現。
一方で、回旋や側屈では大きな痛みはみられませんでした。
さらに原因を確認するため、
・殿筋(お尻の筋肉)
・腹斜筋
・広背筋
をサポートしながら再度動作確認を行ったところ、殿筋をサポートした際に最も痛みが軽減。
痛みは「10 → 6」まで軽減しました。
その後、殿筋を中心に身体全体のバランスを調整。
重量物を持つ際に重要となる股関節や体幹の連動性を改善したことで、最終的には痛みは0となり、現在は無理のない範囲で問題なく日常生活や仕事を行える状態になりました。
今回の患者さんにご紹介したセルフケアを紹介します!
仰向けでできるストレッチ

≪やり方≫
1.仰向けに寝ます
2.片膝を両手で抱えます
3.胸に引き寄せるようにゆっくり近づけます
4.お尻が伸びる位置で20〜30秒キープ
5.左右それぞれ行います
〈ポイント〉
呼吸を止めずゆっくり行う
痛みが強い場合は無理をしない
反動をつけず気持ちよく伸ばす
殿筋の柔軟性を高めることで、重量物を持つ際に腰へ集中する負担の軽減にもつながります。
重量物作業による腰痛でお悩みの方へ
倉庫作業や荷運びなど、重い物を扱う仕事では腰への負担が蓄積しやすくなります。
特に、
・お尻の筋肉がうまく使えていない
・股関節の動きが硬い
・腰だけで持ち上げてしまう
といった状態では、腰痛を繰り返しやすくなります。
「まだ動けるから大丈夫」と我慢せず、早めのケアをおすすめします。