ご相談内容
今回は、90代男性の方からご相談いただいた歩行時の腰痛改善症例をご紹介します。
数年前まで電気関係のお仕事をされており、現在はお店をたたまれていますが、今でも時々機械を使った細かな作業をされているそうです。また、健康維持のため、定期的に歩くことも習慣にされていました。
しかし、ある日突然スムーズに歩けなくなり、杖をつかなければ歩行が困難な状態となってしまいました。さらに、就寝時には仰向けで寝ることも難しく、日常生活にも支障が出ていたそうです。
そこで当院のチラシをご覧になり、ご来院されました。
来院時の状態
詳しくお話を伺うと、背筋をまっすぐ伸ばそうとすると腰から足にかけて痛みやしびれが出るとのことでした。
まず姿勢を確認すると、上体は前方へ倒れた猫背姿勢となり、両膝にはO脚傾向がみられました。
さらに動作を確認すると、前屈は比較的スムーズに行えるものの、後屈はほとんどできず、腰を反らす動きに大きな制限がありました。
どの筋肉が症状に関係しているのかを確認するため、肩甲骨周囲の筋肉・大腰筋・腰方形筋をサポートしたところ、痛みの軽減と後屈可動域の改善がみられました。
姿勢や動作を確認した結果、前かがみの姿勢が続くことで肩甲骨周囲の筋肉や大腰筋、腰方形筋に大きな負担がかかり、腰を反らす動きが制限されている状態と考えました。そのため、これらの筋肉を中心に身体のバランスを整えていく方針としました。
施術内容
初回は、反応のみられた肩甲骨周囲の筋肉・大腰筋・腰方形筋を中心に、身体全体のバランスを整える施術を行いました。
施術後には痛みの軽減がみられ、その後も身体の状態に合わせながら継続して調整を行いました。
施術後の変化
施術を重ねるにつれて、まず歩行時の痛みが軽減し、約3か月後には杖を使用しなければ歩けなかった状態から、杖を使わずに歩けるまで改善しました。
さらに施術を継続した結果、背筋を伸ばした際の痛みもなくなり、就寝時も仰向けで無理なく寝られるようになったとのことです。
現在も症状の再発予防と良い身体の状態を維持するため、定期的にメンテナンスへ通院されています。
今回の症例でご案内したストレッチを紹介します。

腰方形筋ストレッチ
腰方形筋は、腰の左右にある筋肉で、身体を横に倒す動きや姿勢を支える働きがあります。
この筋肉が硬くなると、腰の動きが制限されたり、身体を伸ばしにくく感じることがあります。
やり方
① 床に座り、片脚を曲げて楽な姿勢をとります。
② 片方の手を床につき、反対側の腕を頭の上へ伸ばします。
③ 息をゆっくり吐きながら、腕を伸ばした方向へ身体を横に倒していきます。
④ 腰の横が伸びていることを感じながら、20〜30秒ほどキープします。
⑤ 反対側も同じように行います。
ポイント
・身体を前に倒すのではなく、真横へ伸ばすように意識しましょう。
・無理に倒しすぎず、腰の横が心地よく伸びる範囲で行ってください。
・呼吸を止めず、ゆっくり呼吸しながら行うことが大切です。
腰方形筋を柔らかく保つことで、腰の動きをスムーズにし、姿勢を伸ばしやすくすることにつながります。
同じような症状でお悩みの方は、まずはLINEまたはお電話で僕に教えてください。
現在のお身体の状態を確認しながら、どのような負担がかかっているのかを整理していきます。
初めての方でも安心してご相談いただけます。
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