立ち上がることも難しくなった80代女性が、杖なしで歩けるようになるまで
「またプールで泳げるようになりたいんです」
そう話してくださったのは、80代の女性でした。
この方は20年前から水泳を始め、5月上旬までは毎日1.5km泳いでいたそうです。
水泳は、単なる運動ではありませんでした。
これからの人生を元気に過ごすために、長年大切に続けてきた習慣です。
ところが5月下旬。
それまで普通に生活していたにもかかわらず、突然、お尻から両足に強い痛みが出るようになりました。
病院を受診し、痛み止めを処方されました。
横になっていると痺れはあるものの、立ち上がろうとするとお尻と両足に強い痛みが出る。
歩くことはもちろん、立ち上がることさえ困難な状態でした。
「プールどころか、立つこともできなくなった」
初めてお話を伺ったとき、特に印象に残ったのが、
「老後を元気に過ごすために、ずっとプールを続けてきたんです」
という言葉でした。
元気でいるために20年間続けてきた水泳。
それが突然できなくなった。
それどころか、自分の力で立つことも難しくなった。
そのことを、とても悔しそうに話されていました。
そこで、最初から「1.5km泳げるようにする」ことを目標にはしませんでした。
まずは、
自分の力で立ち上がれるようになること。
そこから始めました。
最初の一歩は「立つこと」
身体の状態を確認しながら、股関節・骨盤・背骨などの動きを調整しました。
初回の施術後。
まだ痛みは残っていましたが、なんとか立ち上がることができました。
歩くことも難しかった状態から、
まず「立つ」という一歩。
ここから少しずつ身体の変化を追っていくことになりました。
一日中の痛みから、午前中中心の痛みへ
6月になると、状態にも変化が出てきました。
当初は一日中痛みが出ていたのが、
朝から午前中に痛みが強く、午後になると比較的痛みが少ない
という状態に変わってきました。
立っていることもできるようになってきました。
しかし、歩き始めると痛みとふらつきが出ます。
そこで、もう一度身体を細かく確認しました。
すると、右足首を上に反らす動き(背屈)に、ほとんど力が入らないことが分かりました。
歩行では足首を適切に動かすことが重要です。
また、このような足首の背屈が弱くなる背景には、腓骨神経の影響などが関係する可能性もあります。
そのため、足首の背屈可動域を確認しながら身体を整え、ご自宅ではつま先を上げる運動をこまめに行っていただくことにしました。
「毎日ちゃんとやっています」
この方は、もともと非常に真面目で頑張り屋さんでした。
お願いした運動にも、とても熱心に取り組んでくださいました。
毎週来院されるたびに、
右足首の背屈可動域が少しずつ改善。
そして、右の前脛骨筋にも以前より動きが出てきました。
身体の変化とともに、生活にも少しずつ変化が現れました。
「買い物に行けるようになりました」
7月下旬。
杖をついて来院される姿が、以前より明らかに力強くなっていました。
そして、
「午前中はいつも痛かったんですけど、痛くない日もあるんです」
と、少し嬉しそうに話してくださいました。
さらに、
これまで家で塞ぎ込んでいたのが、カートを押して買い物に行くようになった。
プールにはまだ戻れていません。
でも、
家の外へ出られるようになった。
これは大きな変化です。
8月下旬、杖なしで歩いてきた
そして8月下旬。
院の中を歩いてくる姿を見て、変化を感じました。
杖を使わずに歩いている。
初めは立ち上がることさえ難しかった方です。
右足首の背屈も、初回より力強くなっています。
もちろん、まだ完全に元の状態に戻ったわけではありません。
これから歩く距離を少しずつ伸ばし、身体の持久力も高めていく必要があります。
それでも、
「もう一度プールに行けるかもしれない」
というところまで来ました。
「歩く距離を伸ばしていけば、プールに行けますね」
そう話すと、お互いに嬉しい気持ちになりました。
この方の目標は「痛みをなくすこと」ではありません
この方にとって、本当に取り戻したかったものは、
「痛みのない身体」だけではありません。
20年間続けてきた、
大好きな水泳。
そして、これからも元気に過ごしていくための生活です。
だから、これからの目標は、
- 骨盤・背骨・股関節・足首のバランスを整える
- 歩行距離を少しずつ伸ばす
- 身体の持久力を高める
そして、
もう一度プールへ行くこと。
です。
「痛みがなくなったら、何をしたいですか?」
私たちは、痛みを改善することだけが身体をみる目的ではないと考えています。
痛みのせいで、
「できなくなったこと」
「諦めかけていること」
があるかもしれません。
旅行かもしれない。
趣味かもしれない。
仕事かもしれない。
家族との時間かもしれない。
この方の場合、それは「もう一度プールで泳ぐこと」でした。
だからこそ、
痛みの先にある「やりたいこと」まで一緒に考える。
それが、ふくしま接骨院が大切にしていることです。
腰痛の本当の原因を探し、やりたいことができる身体を目指す。
そのために、一人ひとりの身体の状態と、その人が本当に取り戻したい生活に向き合っていきます。

同じような症状でお悩みの方は、まずはLINEまたはお電話で僕に教えてください。
現在のお身体の状態を確認しながら、どのような負担がかかっているのかを整理していきます。
初めての方でも安心してご相談いただけます。
「症状のご相談・ご予約はLINEがスムーズです」
「LINEでのご相談は無料です」
※症状のご相談だけでも大丈夫です。
「お急ぎの方はお電話ください」
📞tel:024-502-6612
(タップするとお電話できます)
受付 9:00〜19:30
お気軽にご相談ください。
関連する腰痛症例はこちら
▼朝起きると腰が痛い方はこちら
https://fukushima-sekkotsu.com/7441
▼運転中の腰痛はこちら
https://fukushima-sekkotsu.com/7001
▼坐骨神経痛でお悩みの方はこちら
https://fukushima-sekkotsu.com/7068
「自分の腰痛、結局どうするのが一番いいんだろう?」と悩むこと、ありますよね。
実は、そんな方のために当院のサイト内で**「腰痛診断ボタン」を新しく作りました!**
質問に答えるだけで、今のあなたの状態が簡単にチェックできるので、ぜひ一度試してみてくださいね。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc3mJoIgERy7fbYeVofU-EF2y9FUktL7g8J9w8xg4QgyUa0OA/viewform