【股関節痛と右腰痛:50代バレーボール愛好者のケース】福島市在住
50代女性。週に2回バレーボールを継続している方で、股関節の違和感とともに、
前屈から身体を戻す動作や椅子からの立ち上がり時に右腰の痛みを訴えて来院されました。
■評価
身体評価では以下の特徴が確認されました。
- お尻(臀筋群)の強い筋緊張
- 反り腰傾向による体幹伸展優位
- 広背筋の過緊張(特に右側優位)
- 動作時に腰方形筋へ負荷集中
特に、臀部の硬さと反り腰の影響で、体幹後面の筋緊張バランスが崩れている状態でした。
■アプローチ
まずは局所の強い緊張源である臀部筋群を丁寧にリリースし、
その後、背部の主動筋である広背筋をゆっくりと時間をかけて緩める施術を実施しました。
広背筋の緊張が低下するにつれて、連動して負担が集中していた腰方形筋も自然と緩み、
腰部の防御的な緊張が軽減していきました。

■結果
施術後は、
- 立ち上がり動作の痛みが軽減
- 前屈からの復帰動作がスムーズ化
- 股関節周囲の違和感も軽減傾向
といった変化が見られました。
■まとめ
今回のケースでは、股関節や腰そのものだけでなく、
臀部の過緊張と反り腰による広背筋の代償的緊張が主な要因でした。
局所だけでなく、筋連鎖として上位(広背筋)からアプローチすることで、
腰方形筋の過緊張が自然に緩み、動作改善につながった症例です。