福島市在住 70代男性 畑仕事中に起きた腰痛症例

ご相談内容

今回は、知り合いの70代男性の方から腰痛についてご相談をいただいた症例をご紹介します。

定年退職後は、自宅の畑仕事を日課としており、野菜づくりを楽しみながら毎日作業をされていました。

これまでは特に腰を気にすることなく作業を続けていましたが、ある日、収穫した野菜をかごに入れて持ち上げようとした瞬間、突然腰に電気が走るような強い痛みが出たそうです。

その後は湿布や塗り薬を使用しながら様子を見ていましたが、症状はなかなか改善せず、整形外科でレントゲン検査を受けても骨には異常が見られませんでした。そのため、痛み止めと湿布で経過をみるよう説明を受けたものの、腰の痛みは残ったままでした。

その後、偶然お会いする機会があり、お身体の状態を確認させていただきました。

お身体の状態を確認すると…

まず姿勢を確認すると、背中が丸くなった猫背姿勢がみられ、肩も全体的にすくんだような状態でした。また、O脚傾向も確認され、下半身のバランスが崩れている様子がみられました。

続いて動作を確認したところ、特に腰を後ろへ反らす(後屈)動作で腰に強い痛みが現れることを確認しました。

さらに筋肉の状態を確認するため、大腿四頭筋・大内転筋・腰方形筋をそれぞれサポートしながら後屈していただくと、腰の痛みが軽減することを確認できました。

施術内容

今回の症例では、痛みの原因として大腿四頭筋・大内転筋・腰方形筋の緊張や機能低下が腰への負担を大きくしていると考え、それぞれの筋肉を中心に調整を行いました。

施術後には後屈時の痛みが大きく軽減し、背筋を伸ばした際にも「ほとんど気にならない」と感じられるまで改善がみられました。

最後に、ご自宅でも継続できるセルフケアをご案内し、今後も畑仕事を無理なく続けられるよう再発予防にも取り組んでいただいています。

 

畑仕事は前かがみ姿勢や重い荷物を持つ機会が多く、知らないうちに腰へ大きな負担がかかっています。

レントゲンで異常がないと言われても、筋肉や身体のバランスが原因で痛みが出ているケースは少なくありません。

「湿布や痛み止めでもなかなか良くならない」「畑仕事をすると腰が痛くなる」という方は、無理をせず早めのケアをおすすめします。

今回の症例で行なったストレッチを紹介します。

【大内転筋ストレッチのやり方】

  1. 椅子に浅く座り、足を肩幅より広めに開きます。
  2. 背筋を伸ばしたまま、ゆっくり上半身を前へ倒します。
  3. 太ももの内側が心地よく伸びるところで20〜30秒キープします。
  4. ゆっくり元の姿勢に戻し、2〜3回繰り返しましょう。

ポイント

  • 痛みを感じるほど無理に伸ばさないようにしましょう。
  • 呼吸を止めず、息を吐きながらゆっくり行うのが効果的です。
  • 畑仕事の前後や、お風呂上がりに行うと筋肉が伸びやすく、腰への負担軽減や再発予防につながります。

 

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