来院時のお悩み
70代女性の患者様です。
普段は生花店でお仕事をされており、花の手入れや商品の準備などで前かがみや中腰姿勢を取ることが多い生活を送られていました。
数年前にアキレス腱断裂の手術を受けてから腰に違和感を感じるようになり、その後も腰痛が続いていたそうです。
特に、前かがみの姿勢から身体を起こして背筋を伸ばそうとした際に腰へ痛みや違和感が現れ、以前から気になっていたとのことでご相談いただきました。
検査・評価
まず姿勢を確認すると、身体全体に軽度のS字状の側弯がみられました。
続いて腰の動きを確認したところ、腰を反らす動作(後屈)で痛みが出現し、正常な可動域まで上体を反らすことができない状態でした。
さらに原因を詳しく確認するため、大腿四頭筋・中殿筋・大内転筋をそれぞれサポートしながら動作を行っていただきました。
サポートした筋肉には圧痛がみられたものの、サポートした状態では初回よりも腰を反らす動きが大きくなり、痛みも軽減することを確認しました。
このことから、長年の姿勢のクセや過去のアキレス腱断裂後の身体の使い方の変化によって、下肢から骨盤周囲の筋肉へ負担が蓄積し、腰痛につながっていると考えられました。
施術後の変化
施術では、大腿四頭筋・中殿筋・大内転筋を中心に全身のバランスを整えながら筋肉の緊張を調整しました。
施術後は腰を反らした際の痛みが軽減し、初回よりもスムーズに身体を反らせるようになりました。
患者様からも
「背筋が伸ばしやすくなりました。」
とのお言葉をいただきました。
現在は腰痛を繰り返さない身体づくりを目標に、定期的なメンテナンスを継続されています。
今回の症例のような方におすすめのストレッチを紹介します。

やり方
- 足を肩幅より大きく開いて立ちます。
- 片方の膝をゆっくり曲げ、反対側の足は伸ばしたままにします。
- 伸ばした側の内ももが心地よく伸びる位置で20〜30秒キープします。
- ゆっくり元の姿勢に戻り、反対側も同様に行います。
回数の目安
左右それぞれ20〜30秒 × 2〜3回
ポイント
- つま先は正面に向けましょう。
- 背中を丸めたり反らせたりせず、背筋を軽く伸ばしたまま行います。
- 痛みを我慢せず、気持ちよく伸びる範囲で行いましょう。
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現在のお身体の状態を確認しながら、どのような負担がかかっているのかを整理していきます。
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