ご相談内容
今回は、以前から当院にご来院いただいている40代女性・会社員の方からご相談いただいた、肩の可動域制限の改善症例をご紹介します。
普段のお仕事では重量物を運搬することも多く、日頃から肩や腕を使う機会が多いとのことでした。
以前から肩が上がりにくくなることがあり、今回は腕を上げる際に「途中で引っかかるような感じがする」とのことでご相談いただきました。
ご来院時の状態
肩の動きを確認すると、腕を徐々に上げていった際に、約55度前後のところで引っかかるような感覚があり、それ以上上げにくくなる状態が確認できました。
そこで、肩だけではなく腕や手の状態にも着目し、施術前に母指球筋をサポートした状態で再度腕を上げていただきました。
すると、先ほどまで感じていた肩の引っかかりがなくなり、腕をスムーズに上げられることを確認しました。
この反応から、肩周辺だけでなく、母指球筋の緊張が腕全体の動きに影響している可能性を考え、施術を行いました。
施術と経過
肩甲骨や肩関節周辺の動きを確認しながら、関連する筋肉を中心に調整を行いました。
また、肩だけを見るのではなく、腕や手の緊張にも着目しながら全体的に筋肉の状態を整えていきました。
施術後に再度腕を上げていただくと、施術前にあった約55度付近での引っかかりがなくなり、可動域の制限も改善。
腕を上げた際の違和感もなく、最後までスムーズに上げられるようになりました。
患者様からも、
「肩が軽くなりました」
「引っかかる感じもなく、違和感なく上がります」
とのお声をいただきました。
最後に、ご自宅や仕事の合間などの隙間時間でも取り組めるセルフケアをご紹介し、施術を終了しました。
肩が上がりにくい、腕を上げると途中で引っかかるといった症状がある場合、肩周辺だけに原因があるとは限りません。
今回のように、普段から重量物を運ぶなど腕や手を使うことが多い方では、手や前腕の筋肉の緊張が腕全体の動きに影響し、肩の動かしにくさにつながっているケースもあります。
そのため当院では、痛みや動かしにくさがある場所だけを見るのではなく、実際の動きを確認しながら、**「どこをサポートすると動きが変わるのか」**を確認して施術を行っています。
今回も母指球筋をサポートすることで肩の動きに変化が見られたため、その反応を参考にしながら施術を行いました。
肩が上がりにくい、腕を上げると途中で引っかかる、肩周辺に違和感があるなどのお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
今回のような症例で行なったセルフケアを紹介します。

母指球筋ストレッチのやり方
- 手のひらを上に向ける
- 肘や手首は力を抜いてリラックスします。
- 反対の手で親指の付け根を持つ
- 親指そのものを強く引っ張るのではなく、親指の付け根〜母指球周辺が伸びるように支えます。
- 親指をゆっくり後ろへ反らす
- 痛みが出ない範囲で、親指を手のひらから離すようにゆっくり伸ばします。
- 母指球がじんわり伸びる感覚があればOKです。
目安:20~30秒キープ × 左右1~2回
ポイント
- 強く引っ張りすぎない
- 痛みやしびれが出る場合は中止
- 仕事の合間や休憩時間など、隙間時間に無理なく行う
- 特に手をよく使った後に行うのがおすすめ
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現在のお身体の状態を確認しながら、どのような負担がかかっているのかを整理していきます。
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