60代男性 会社員 畑仕事後に起きた肩と腰の痛み改善症例

ご相談内容

今回は、60代男性・会社員の方からご相談いただいた、畑仕事をきっかけに起きた肩と腰の痛みの改善症例をご紹介します。

普段のお仕事ではデスクワークが多く、気が付くと何時間もパソコンの前で作業をしていることが多いそうです。

一方、休日にはご自宅の畑で野菜の苗の手入れをしたり、草刈りをしたりするなど、畑仕事をされているとのことでした。

今回もいつものように休日に畑へ行き、野菜の手入れや草刈りなど、畑の作業をされていました。

いつも通り作業を終え、その日は特に問題なく過ごしていたそうですが、その日の夜になって突然、肩と腰に違和感を感じるようになったそうです。

初めは「今朝の畑仕事の疲れが出たのだろう」と考え、市販の湿布を貼ったり、できるだけ無理をしないように過ごされていました。

しかし、なかなか症状が改善されなかったため、一度整形外科を受診。

レントゲン検査では特に大きな異常は見つからず、痛み止めと湿布を処方されました。

その後も症状がなかなか改善されず、肩と腰の動かしづらさも残っていたことから、当院へご相談いただきました。

状態の確認

まず身体全体の状態を確認すると、猫背が強く、腰が後ろに反りやすい「受け腰」の傾向が見られました。

さらに、脚の状態を確認するとO脚傾向も見られ、身体の土台となる下半身から上半身まで、姿勢や身体の使い方に偏りがある状態でした。

動きを確認してみると、前屈は何とか行えるものの、後屈になるとほとんど身体を反らすことができない状態でした。

また、肩の動きを確認すると、肩を上げていく途中で痛みが出てしまい、肩の高さ程度までしか挙げることができない状態でした。

単純に肩だけ、腰だけを見るのではなく、普段のデスクワークや畑仕事など、日常生活での身体の使い方も含めて状態を確認していきました。

施術内容と経過

状態を確認したうえで、今回は身体のバランスに関係する中殿筋・腰方形筋・腹斜筋・広背筋などを中心にサポートを行いました。

すると、施術後には腰の痛みが少し軽減し、肩を動かした際の引っ掛かり感についても、多少の改善が確認できました。

その後の施術では、サポートを行った筋肉を中心に身体の状態を確認しながら調整を行っていきました。

特に今回は、身体のさまざまな部分に筋肉の過緊張が強く見られていたため、一度の施術だけで大きく変化させるのではなく、何度か通院していただきながら少しずつ身体の状態を整えていくことにしました。

施術を重ねていくにつれて、肩と腰の痛みが徐々に軽減。

さらに、動きにも変化が見られるようになりました。

初めはほとんどできなかった後屈も、少しずつ可動域が広がり、身体を後ろへ反らす動作が行いやすくなっていきました。

肩についても徐々に動かしやすくなり、最初は痛みによって肩の高さまでしか挙げられなかった状態から、肩の高さまでスムーズに上げられるようになるまで改善が見られました。

痛みだけではなく、実際の身体の動きにも変化が出てきたことで、ご本人にも身体の変化を実感していただけました。

今回のように、普段はデスクワークが中心で、休日になると畑仕事など身体を使う作業をされている方の場合、普段の姿勢と休日の身体の使い方との違いが、身体への負担につながることがあります。

特に長時間のデスクワークでは、同じ姿勢が続くことで身体の一部に負担が集中しやすくなります。

そこへ、草刈りや苗の手入れなど、前かがみになったり、身体をひねったり、腕を繰り返し使ったりする作業が加わることで、肩や腰に負担がかかりやすくなることもあります。

今回のケースでは筋肉の過緊張が強く確認されたため、症状が落ち着いた後も定期的に身体の状態を確認しながら調整を続けています。

「畑仕事をすると毎回身体が痛くなる」

「仕事中はそれほど痛くないのに、休日に身体を動かすと痛くなる」

「肩や腰が以前より動かしにくくなった」

このようなお悩みがある方は、痛みのある場所だけでなく、普段の姿勢や身体の使い方なども含めて一度身体の状態を確認してみることをおすすめします。

当院では、痛みのある部分だけを見るのではなく、身体全体のバランスや動きも確認しながら、その方に合わせた施術を行っています。

症状が落ち着いた現在も、良い状態を維持するために定期的なメンテナンスを続けていただいています。

今回の症例で行なったストレッチを紹介します。

 

 

広背筋ストレッチのやり方

  1. 四つん這いの姿勢になります。
  2. 伸ばしたい側の手を床につき、反対側の手を頭の上に添えます。
  3. 伸ばしたい側とは反対方向ではなく、伸ばしたい側へ身体をゆっくり倒します。
  4. そのまま上半身を内側へゆっくりひねります
  5. 背中から脇腹にかけて伸びている感覚があれば、その位置で20~30秒ほどキープします。
  6. 反対側も同じように行います。

ポイント
無理に大きく動かす必要はありません。呼吸を止めず、背中から脇にかけて「心地よく伸びる」程度で行いましょう。

 

 

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福島市在住 60代男性 【草刈り後の腰痛が改善】

60代男性の方が、畑の草刈り作業後から徐々に腰痛が強くなったとのことで来院されました。

特に、

立っているだけでも腰が痛い
前かがみ動作で痛む
身体をひねるとさらに痛い

という状態でした。

姿勢を確認すると、かなり猫背傾向が強く、ガニ股姿勢もみられました。

草刈りは長時間の前傾姿勢に加えて、同じ方向への繰り返し動作が多いため、腰だけでなくお尻や背中の筋肉にも大きな負担がかかります。

検査でお尻の筋肉をサポートすると、痛みレベルが「10 → 5」まで軽減したため、まずはお尻周囲の筋肉を重点的に調整しました。

その後、背中から腰につながる“広背筋”の硬さを改善。

再度動作確認を行うと、立位・前屈・回旋時の痛みはほとんどみられなくなりました。

広背筋は、草刈りや農作業、ゴルフのスイング動作などで非常に負担がかかりやすい筋肉です。

特に、

前かがみ姿勢が多い
身体を繰り返しひねる
長時間同じ動作を続ける

このような作業をされる方は、広背筋の柔軟性低下から腰痛につながるケースも少なくありません。

農作業後の腰痛や、動くと痛い腰痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
最後に簡単な広背筋のセルフケアをご紹介します。

イラストのように頭の上で伸ばしたい側の腕を持っていただき、ぞのまま反対方向に身体を倒してください。
わき腹から背中にかけて伸びを感じれればOKです!!

 

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